噛みつくのは慣れた証拠 人に慣れたカメがとる行動紹介

動物
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カメは慣れるととどうなるのか

カメの場合はイヌやネコとは違って「なつく」というか「慣れる」といった感じでしょうか

ニホンイシガメやクサガメなどを例にカメが慣れるにつれてとるようになる行動を紹介します

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カメは慣れると人を見て寄ってくる

一番最初に慣れてきたなぁと思える行動ですね

こちらが姿を見せるとエサをもらおうとバタバタと寄ってきます

庭などで飼育していると上陸して足元まで寄って来ます

この行動に限ったことではありませんが,日頃からしっかり世話をしていてこその行動ですね

カメは慣れると手からエサを食べる

寄ってくるくらいになると,少し警戒しながらも手からエサを食べるようにもなります

これはなつくと表現してもいいかもしれません

多めにあげてしまいそうになるのがこのエサのやり方の欠点でしょうか…痩せさせるのはなかなか難しいので欲しがるからと言ってあげ過ぎるのは注意です

カメは慣れると持ち上げた状態でもエサを食べる

慣れてくると水の中や陸にいる時に手に持ったエサを近づけると食べるようになります。これはそれなりによく見られる光景だと思います

しかし,ニホンイシガメやクサガメは手に持って持ち上げた状態のままエサを近づけても食べるようにもなります

個体差にもよると思いますが,ある程度人に慣れていないとニホンイシガメやクサガメがこんな状態で手からエサを食べることはなかなかないんじゃないでしょうか

複数で飼っている時に特定のカメにしっかりエサをあげたい場合に役立つかもしれません…その時だけ容器を分ければいいだけかもしれませんが

カメは慣れると甲羅干し中でも逃げない

川や池で甲羅干しをしているカメは人が近づくと危険を感じて急いで水の中に逃げ込んでしまう場合がほとんどです

しかし人に慣れてくると警戒心は薄れあまり逃げなくなります(警戒心が薄れすぎるのもどうかと思いますが…飼われているカメならいいでしょう)

さすがに急に近づくと水の中に逃げてしまいますがゆっくり近づけば比較的臆病なニホンイシガメでもあまり逃げることはありません

そのかわり近くで見ていると水に入ってエサを欲しがり始めてしまう場合が多いですが…

カメは慣れると噛みつく

「え?それ慣れてるって言える?」と思うかもしれません

しかし噛みついてくるといっても攻撃しようとしているわけではありません

シューッと音を立てて首を引っ込めているミドリガメの前に手を出すと噛みついてくる場合がありますがそれとはまた別です。慣れてくるとおとなしいニホンイシガメでもエサをもっていない手にも噛みついてくるようになります。

慣れていないと普通は甲羅に引っ込んでしまいます。

これは普段手渡しであげているとこうなりやすいです。慣れている証拠ですね。

本気ではないですが容赦なくガブガブ噛みついてくる個体もいます

ただし大きい個体には注意してください。あとは好きなものを食べている時ですね。噛みつく力が普段とは違っていてこの場合は多分本気で噛みついてます

まとめ

もし今までおとなしかったニホンイシガメやクサガメがひるむことなく噛みついてくるようになったとしたら,それは人に慣れてきたということですね

カメも一匹一匹性格が違うので,もちろん個体によっては他にも違った動きもすると思います

以上,人になついて(慣れて)くるとカメはどんな行動をとるのかという話でした。カメに慣れて(なついて)もらうためにも毎日の世話を怠らないようにしましょう

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