カメだって太る! はみ出る肉に要注意 肥満の原因と対処法

動物
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硬い甲羅をもったカメですが太るんでしょうか?

ちょっとイメージしづらいかもしれませんがもちろんカメも太ります

甲羅が膨らんだりするわけではありません

主にニホンイシガメやクサガメなどの水棲のカメの太る原因と対策について紹介します

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カメの肥満の見分け方

まずカメが太っているかどうかの見分け方です

見る所は脚の付け根

甲羅から肉がはみ出ているかどうかを見ます

こんな感じです…太ってますね

もしもっと肉がはみ出て甲羅に入りきらないようなら太り過ぎです

肥満になってしまうと内臓が圧迫されてしまう危険があります

カメが肥満になる原因

カメが太る原因…もちろん人間と同じで運動不足と食べすぎです

運動不足

自然下では歩いたり泳いだりするカメですが飼われているとそんなに動き回ることはできません

当然,水槽などの飼育容器が狭いと動きが制限されて太りやすくなります

では庭のように広かったら大丈夫なのかというと庭など広めのところで飼われていても太るカメもいます

のんびり甲羅干しするのは全然いいんですが運動にはならないですからね…

エサのあげすぎ

飼育されているカメの肥満の原因の多くはどちらかと言えばこっちです

エサを欲しがるから毎日のようにあげる…これではあっという間に太ってしまいます

ネコ,イヌ,トリ,人間などと同じような感覚で毎日カメにあげるのはあげ過ぎです

欲しがるのであげたくなりますが子亀でなければ2,3日に1回くらいです

カメの肥満 対処法

これも人間と同じですね

運動と食事制限で肥満を防止して解消できるようにします

泳がせる

溺れるのが心配とか,水かえが大変という理由で本来泳げるカメを少ない水量で飼育してはいませんか?

ニホンイシガメ,クサガメ,ミドリガメなどのカメは泳ぎます

水槽などでの飼育だと歩き回れるほどの陸地を確保するのは難しいと思います

なので代わりに水の量を多くして泳げるようにします

これである程度は運動不足の解消になります

ただ,今まで浅い所で飼っていた場合は急に深くしてはいけません

少しづつ深い水に慣らしていってください

こちらの記事で水の量を多くして飼育する時の注意点などを紹介しています

水の量を増やせば水かえは少し大変になってしまいますが浅い水で飼うより運動ができます

少し水かえに手間はかかりますがカメ(生き物)を飼うのってそんなに楽なものではありません

決してお手軽に飼える生き物ではないんです

散歩をさせる

ある程度大きくなったカメなら庭やベランダなど飼育容器の外で歩かせるという方法もあります

もちろん飼い主が目を離さないようにしてください

少し目を離しただけで見失うこともありますしカラスに持っていかれる可能性もあります

どこかでカラスが隙を伺っていることがあるので注意です

「カラスに持って行かれることなんかある?」

と思うかもしれませんが

水かえ中(散歩ではないですが)入れ物に子亀を入れて金網をかぶせて少し目を離した隙にごっそり持っていかれたことがあります

そんなこともあるので外で散歩をさせる場合は目を離さないようにしてください

注意!!

カメから目を離さない,カラスに見られている場合があるという以外に…

わかるとは思うんですが

夏の暑い時間帯にアスファルトの上などでの散歩は厳禁!!

まぁ当然です,暑すぎますからね

こういうことをする人もいるようなので一応書いておきます

肥満解消のためとは言っても夏は無理に散歩させない方がいいですね

夏の暑さ,熱中症の対策についてはこちらを参考にしてみてください

エサの量を調節する

カメは自分で食べる量を調節したりはできないので満腹になるまで食べ続けてしまいます

なので人が調節するしかありません

エサをあげる回数は2,3日に1回くらいにします

毎日上げている人にとっては「少なっ…! 」と思うかもしれませんがそれくらいで大丈夫です

それよりもあげ過ぎて太らせてしまうことを心配しましょう

「3日ぶりなので満腹になるまであげる」という必要はありません

ほどほどに加減して与えます

もし口に入れたエサを少しモグモグしてからプッと吐き出すようなら満腹です

そこまでになれば食べすぎです

与えるエサとしてはカメ用の配合飼料をメインにします

与える量としてはカメの頭の1~3個分くらいの量が適切だと言われているのでそれを目安にあげるといいでしょう

成長したカメとは逆に子亀には毎日あげます

できるなら1日に2回くらいに分けて食べきれる量をあげてください

一度にたくさんあげずに分けて与える方がいいですね

まとめ

カメも人間と同じように太ります

甲羅から脂肪がはみ出していないかチェックしてみてください

日頃からエサの量に気をつけて運動できるように工夫をし肥満亀になるのを防止しましょう

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